今を取り戻す

振り返っても今は、もういない。でも、いつか、取り戻すことはできると信じて。

メディアをやるならローカルの時代

 

新宿で3時間の映画を2本連続で観てきた。

それが『バンコクナイツ』と『サウダーヂ』。

www.bangkok-nites.asia

www.saudade-movie.com

 

前者はタイのバンコクを舞台に、後者は山梨県甲府市を舞台に作られた映画。

当然、フィクションです。しかし、そこで描かれている事象は決してフィクションだとは思えない。

それもそのはず。両作品共に、富田克也監督はじめスタッフが現地に長期間、滞在し、現地の人の声を元に作った作品とのこと。

いくつかの事実をベースにつくった作品なのである。

 

作品自体の紹介は、様々な記事でされているのでそちらに譲るとして。

www.mammo.tv

ameblo.jp

www.youtube.com

 

www.asahi.com

 

この作品を観て、改めて「ローカル面白い!」と思った。

 

その土地のあるがままを描くだけで面白い。

当然、2作品は、しっかりした役や台詞があり、ドラマを作られいる。

だが、そこの背景に移るリアルな街の風景が面白い。

 

面白いなんて不謹慎かもしれない。

しかし、僕自身は観たことのない風景を観ると興奮してしまう。

 

タイにあんなに日本語のネオン看板がきらめく通りがあるなんて。

甲府にブラジル人が集まるクラブがあるなんて。

 

東京に生きていると、タイに行かないと、知らないことばかり。

 

もちろん、そんな新鮮な光景を持つ地域も限られるかもしれない。

ありきたりな”日本的な田舎”を持つ地域も多い。

 

でも「人」は違う。

 

「人」はもちろん、一人ひとりが違うが、地域ごとになんとなくの傾向を持っているような気がする。生まれ持ってだけでなく、環境要因によって正確が形作られることも多い。

 

それぞれの地域ごとの「人」にフォーカスすること。

 

最近にはじまった話しではないが、マスメディア、特に、新聞やテレビのニュース番組は決まって同じニュースばかりを扱う。

それぞれに違った切り口や意見が設けられていれば、その多くは大きく変わらない。

それならば、もっと地域のニュースを紹介すれば良いのに!

自分が住んでいる半径5kmくらいのニュースをもっと紹介してくれれば良いのに!

 

住む人の数だけドラマがある。

「誰でも15分間は世界的な有名人になれる」by アンディ・ウォーホル

誰もが一生の内に一度は、自分以外の誰かを感動させることを行っているはず。

 

今、新しくメディアを立ち上げたい人がいるのなら。

何か特定のジャンルを扱うにしても、ローカルを意識した方が良いだろう。

既にあらゆるジャンルのメディアは出尽くしていると思う。

新たなジャンルが生まれたとしても、話題になるジャンルはすぐに大手が手を出してくるだろう。

 

ローカルは違う。

市区町村、小さな切り口であればあるほど、カブらないネタは増える。

万が一、カブったとしても、そんなに多くのメディアがそのネタを扱う訳がないのだから、差別化はしやすい。

 

そして、少なくとも、住民の方はそのメディアを目にする。

地域に役立つ情報を提供したならば、必ず。

 

収益化は課題となるが、メディア単体で儲けようと思わずに、地域の方に役立つサービスを提供することで収益を得ることを目指すと良いだろう。

 

アメリカでは「ローカル性」が「反グローバル」や「鎖国」のようなネガティブな切り口で捉えられているような気がするが、時代はローカルに向かっていると思う。

 

これから、より多くの地域の魅力を発信する場が増えていくのが楽しみだ。